代表 鈴木徹郎 (すずきてつろう)

 

1974年 岩手県生まれ

 

三重大学医学部卒業

 

もりおかこども病院

国立病院機構岩手病院障がい医療センター

やまと在宅診療所登米を経て

現在は内科小児科の診療に従事している

 

妻と子供3人の子育てに奮闘中


なぜこの活動をしているのか

 

私は自らの幼少期に3度の事故体験があります。

・3歳の時にストーブのヤカンの熱湯による上腕熱傷(皮膚移植手術)

・8歳の時に歩道から飛び出して車と衝突(2週間入院)

・10歳の時に海でイカダの下に潜り出られなくなり溺水 

運よく助かってきましたが、いずれも命に関わる危険な出来事でした。

 

私は医師になってから、

タバコ、医薬品、コイン、石油などの誤飲、頭部外傷や溺水、窒息など、

病気もさることながら事故が原因で救急受診する子供達も診てきました。

 不慮の事故が子供の死因の常に上位にあることを知り、

自分の生い立ちと重ねて愕然としました。

 

私は3人の育児もしています。

親としても大変ヒヤリとする場面をたくさん見てきました。

日常に潜む様々な危険を知っていても、確かに防ぎきれない事はあります。

しかし、その危険を前もって知らなかったら、もっともっと事故は増えます。

 

自分が経験したこと、医師として親として学んだこと、

これらを少しでも皆様にお伝えし、命に関わる子供の事故を減らしたい、

これが率直な私の想いです。

 

「不慮の事故」は「防げる事故」だからです。